子育てしながら取り組む「SDGs」~子どもの未来篇~
2030年までの国際目標SDGs(持続可能な開発目標)。
子どもたちのためにパパやママが取り組める内容を紹介します。今回は子どもの未来について考えます。
SDGsが掲げる、子どもの課題
最近、さまざまなところで話題に上る「SDGs(エスディジーズ)」。これは、大人だけのものではなく、子どもも含めた世界全体で取り組むべき開発目標です。では、子どもと一緒に取り組むべき課題とは一体何でしょうか。
SDGsを定めた文書『我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ』では、「子どもたち、若人たちは、変化のための重要な主体である」と位置付けられています。子どもの未来にとって大きくかかわるSDGsについて、パパやママがと子どもが一緒になって考えたり、身近なことから取り組んだりすることは、情操教育の一環となるのではないでしょうか。「誰一人取り残さない」ことを宣言するSDGsについて、子どもと一緒に考えていきましょう。
まずは、パパママがSDGsを意識することから
SDGs17の目標のうち、
1「貧困をなくそう」
2「飢餓をゼロに」
3「すべての人に健康と福祉を」
の3つは、子どもたちが生きていくうえで重要なものです。
また、
4「質の高い教育をみんなに」
5「ジェンダー教育を実現しよう」
10「人や国の不平等をなくそう」
という目標も、子どもたちの未来に大きなかかわりがあります。
もちろん、世界共通の課題であり目標でもあるので、そう簡単に「これをやれば解決する」という対策は見つかりません。ですからまずは、上記6つの課題をパパやママが認識すること、そしてそれらに関連する世界の動向を意識することから始めてみてはいかがでしょうか?
そのうえで、パパママが入手した情報から感じたことを、子どもに何を話せば、何を体験させたら共有できるのか、ということを考えてみる必要があると思います。
「SDGsって初めて聞いた」という人は、わかりやすい動画もあるので、見てみてください。
【外務省×SDGs】どれから始める?未来のために